>2009年以後

mainichi081219
毎日新聞(12/19)夕刊にインタビュー記事が掲載されました

12/19日の毎日新聞夕刊の『読みたい』(3頁)に、『東京今昔散歩』に関するインタビュー記事が載りました。私の背景に写っているのは本のカバーにも用いた、再現された新橋停車場。旧新橋停車場内のビヤダイニングライオン汐留店でインタビューが行なわれました。この仰角の構図ゆえに、こころなしか私がスリムに見えています。私のちょっと太めの体型を知る母や友人一同は、カメラマンの腕が素晴らしいおかげだと感心しています。記事の中で「横浜今昔散歩」来年発売を発表してしまいました! 乞うご期待!

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学研「大人の科学」vol.22 のWebでの説明動画に、あの稲妻の瞬間が!

学研の「大人の科学」
vol.22 平賀源内のエレキテルの宣伝ページ(下記アドレス)の中の「平賀源内のエレキテルを動画で観る」の中で、今年の9月に撮影した稲妻の高速度撮影動画が素材として活用されております。Youtube に稲妻動画をアップロードしたものが、学研のライターさんの方の目に留まったことがキッカケでした。江戸時代、このエレキテルを使ってみんなが手をつないでシビれ合ったという場面、とても面白いですね!
>エレキテルのページ


産經新聞(12/1) に書評が掲載されました

12/1日発売の産經新聞『話題の本』(11頁)に、海老沢類氏による『東京今昔散歩』の書評「つかの間の時空旅行へ誘う」が掲載されました(この本の第二弾のキャッチコピーは「時空旅行ガイド」で決まりですね)。この中で「外回りのお供にするビジネスパーソンも少なくない」とあり、この薄さと文庫版という小さなサイズという選択が間違っていなかったといえるのかもしれません。
>MSN産經新聞の記事

読売ウィークリー(11/30号) に書評が掲載されました

11/17日発売の読売ウィークリーの『この3冊にサプライズ』(72頁)に、今柊二氏による『東京今昔散歩』の書評、題は「時空をさまよえる東京ガイドブック」が掲載されました(タイトルいいですね)。この中で「水道橋あたりで本書を片手に歩いている若い女性を見た」という一文がありました。私は当初、年配の男性が本書の主な読者層かと予想していたのですが、出版社の編集の方から聞いたある統計では、意外に読者の1/3は女性で、若い年代の購入も少なくないとのことでした。


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『東京今昔散歩』が三省堂書店・神保町本店で10月の総合ランキングで1位に!
三省堂書店の神保町本店では、文庫のランキングにおいて7週間連続1位となっています。この一店舗のみで、10月の販売数が600冊を越え、累計販売数は千冊を越えたそうです(11/18)。銀座・教文館11/5の週間文庫ランキングでも2位となっています。
10/8、出版社の編集の方との打ち合せの折に、三省堂書店神保町本店を訪れました。売り場の担当さんの許可を頂いて、1Fの入口からレジに至る通路の真ん中置かれた東京今昔散歩の平積みの机を撮影させていただきました。この書店では、1Fは入口と歴史の場所の2カ所、2Fはエレベーター前と文庫ランキングのコーナーと中経出版の文庫コーナの3カ所、5Fは東京の地誌コーナーと何カ所も平積みになっていました。場所によって、中経出版の営業作のPOP(もみじバージョン)や、三省堂書店担当者さんの手によるPOPが共に添えられています。三省堂本店文庫ランキングで
2週連続1位、9月の「総合」で3位になりました。この店舗のみで1週間に150冊売れているそうです(写真は10/8現在のもの)。


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[過去のランキングの推移]
9/10 読売新聞夕刊の「本 よみうり堂」に掲載されたれ 文庫 週間ベストセラーで『東京今昔散歩』が 9位に(9/3、丸善 丸の内本店調べに基づく)。
9/26 三省堂の神保町本店でも、文庫のランキングの4位になりました!。
9/29 ジュンク堂の週間ランキングで文庫14位に入りました。
10/8 三省堂の神保町本店で、文庫のランキングにおいて3週間連続1位、9月の総合3位となりました。
11/1 八重洲ブックセンター フロア別週間ベストセラー(10/26→2008/11/1)で6位となりました。



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オルガテクノ2008にて
3Dプリンタに関するセミナー

が行なわれました!

有機エレクトロニクスから革新的な有機材料までが一堂に会する技術展である「オルガテクノ2008」にて、出版社の株式会社エヌ・ティー・エスによる
出展社セミナープログラムで短いトークを行ないました。小さな会議室で行なわれましたが、会場はほぼ満席に近い人数でした。お越し頂いた方々には心より感謝申し上げます。皆さんには分子模型をプレゼント致しましたが、アンケートの中で「興味深い、面白い、素晴らしい、非常によくできている」との意見を述べておられました。今後の展開が楽しみです。
主題:デジタルデータを立体把握!
フルカラーでの出力も可能な
“3Dプリンターの仕組みと活用例 -
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展示された3Dプリントの出力物例

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セミナー出席者にプレゼントされた分子模型
(左からビタミンC、メントール、グルタミン酸)

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 群馬県立自然史博物館 企画展
「きれいで不思議な貝の魅力」
 3Dパノラマ写真!


群馬県立自然史博物館にて、第31回企画展「きれいで不思議な貝の魅力」が開催中です(
'08 9/27~11/24)。次期作品のための標本撮影で訪問した際、企画展の360°パノラマムービーを撮影させて頂きました! 珍しい貝が沢山展示された室内の様子がよくわかります。貝に興味のある方は、是非、ご来館下さい!!

>展示室パノラマムービーへ
>群馬県立自然史博物博物館のサイト


3Dパノラマ写真・初撮影!
一度の撮影でいっぺんに360°全周のパノラマ写真が撮影できる装置をご存知ですか? Google ストリートビューで見ることのできるパノラマ画像は、その装置を車の頂上に載せて走行しながら撮影したものです。
>初撮影は、隅田川に架かる緑色の「厩橋(うまやばし)」です。

『骨単クイズ!』
骨単に出てくる骨学用語の英語および日本語の簡単なクイズを作りました。これで、あなたの骨単度をチェックしてみよう!
>start!

●『東京今昔散歩』

ちょっと今年は趣向を変えて、東京の歴史と地理と建築を取り混ぜたような本を書きました。蒐集している古写真・明治・大正・昭和初期の絵はがきをと同一視点から撮影した現代の写真を見比べて、いかに東京の景色が移り変わったかを楽しむフルカラーの文庫本です。江戸から伝わる風情を味わい、明治・大正の変貌をたどり、現地で違いを見比べる。東京名所めぐりのお供に!
(出版社: 中経出版)
中経の文庫東京今昔散歩』詳細ページ

●韓国語版『骨単』(コルタン)

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いよいよ韓国語版骨単の出版となりました。定価18000ウォンです。 他の肉単(ユクタン)・脳単(ノイタン)・臓単(ジャンタン)も続く予定です。 ちょっと表紙のデザインは日本語版よりあっさりしています。
(出版社: koonja)
골단




●『生薬単』発売中!!

骨単の倍の頁数で全頁フルカラー・写真満載です(それゆえ本の重さはそれなりにありますが、頁数の割には本は思ったより厚くならずにすみました)。骨・肉・脳・臓ときてなぜ生薬?とお思いでしょうが、薬学では生薬名も基原植物名も学名で覚えますので、ラテン語・ギリシャ語の豆知識が学習の助けになること請け合いです。
(出版社: NTS)

●制作中…

次の作品は…「神戸今昔散歩」かもしれません。 その後に、透明二重染色標本を用いた魚類等の骨格を解説した本も考えています。また、全然違うジャンルにも挑戦するかもしれません。3Dシリーズとしては、「3D感じる脳単(仮題)」? をあと2、3年後位をメドに考えています。

Webを眺めていて「電車の中でこの本(肉単)を読んでいた小学生の女の子がいたそうです」という一文を目にし、陰ながら声援を送っている今日この頃です。実際、骨単執筆の段階で(特に全ての単語にフリガナをふった時点で)「これは図鑑好きな小学生でも楽しめるだろうなあ」と想像しておりました。とある blog の中で「骨単を国旗とか覚えちゃう小学生に与えたら全部覚えちゃいそうな?」と述べられている言葉に共感いたします。