なぜこのような色彩が? 偏光顕微鏡写真
これは Photoshop で勝手に色を付けた写真ではありません。多少の画像補正はしているものの、基本的に顕微鏡の像をユニバーサルアダプタを用いてデジカメで撮影したそのものの色です。といってもこれらの結晶そのものは無色透明です。しかし二つの偏光板の間に複屈折をする物質をはさむと、着色が起きます。また、λフィルタというものを入れるとこのようにさらに美しい画像が生じます。
●チオ硫酸ナトリウム(いわゆるハイポ)を再結晶させ、偏光板を用いて顕微鏡撮影。
●ビタミンC(アスコルビン酸)もかなり変化に富んでいたが、チオ硫酸ナトリウムは本当に結晶化する状況によって千差万別な姿を見せます。

●大理石は石灰岩からなり、肉眼では一見してただ白い石のように見えますが、偏光顕微鏡で見れば、単一の結晶ではなく、結晶の光学軸の方向の異なる幾つもの結晶の集まりであることが分かります。

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チオ硫酸ナトリウム

チオ硫酸ナトリウム

チオ硫酸ナトリウム

チオ硫酸ナトリウム

チオ硫酸ナトリウム

チオ硫酸ナトリウム

チオ硫酸ナトリウム

チオ硫酸ナトリウム

チオ硫酸ナトリウム

ビタミンC

大理石