両国橋は江戸時代以来、何度も流出・火災のため架け替えられた。1897年(明治30)の花火大会では木製の欄干が崩落し犠牲者を出す。そこで、1904年(明治37)、3連のトラス鉄橋が架かる。… 1904年(明治37)架橋の3連トラス鉄橋は、大震災で損壊。そこで東京市は、3連トラスのうち破損の少ない中央部の橋幅を縮め、1932年(昭和7)、南高橋として復活させた。
−『東京今昔散歩』p.78、79より。

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このストリートビューを使って両国橋を渡って行くと、橋の中ほどでバルコニーが見えてきます。北西のバルコニーはトラックに隠れて見づらいですが、北東のものはハッキリ見えます。このバルコニーが『東京今昔散歩』p.67の橋の装飾クイズ(Q.5)の答えになります。解説は p.80 にあります。
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南高橋は両国橋の中央部分を再利用した橋。亀島川の最下流の橋。名の由来は高橋(たかばし)の南にある橋の意。

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