honetanjo

 さらに時が過ぎ、本のデザイン・編集を仕事とするようになりました。ふと、以前に作った踊るガイコツの図と、昔の解剖学用語のギリシャ語の語源の興味深さ、そして今行なっている本のデザイン、これら全てが結び付けば面白い本の企画になると思い立ち、架空の「骨単」のカバーをデザインしたのが、「骨単」出版から一年前のことでした。この表紙のみの「骨単」は、私のデザインサンプルの最後のページに置かれていました。「骨単」出版から半年前、株式会社エヌ・ティー・エスの編集をしておられる臼井・細田両氏と、別の本(下の『ナノテクノロジーの基礎科学』)のカバーデザインの案件で打ち合わせをしていた折に、この「骨単」のカバーをお見せした時からこの踊るガイコツは本当に歩き始めたのでした(完)。

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この「ナノテク」のデザインの打ち合わせの際に、本題そっち
のけで架空の「骨単」の表紙について熱弁を振るう

> このナノテクの基礎科学についての表紙の話にそれる